忘れる力


物事は、最初からうまく行く方が珍しい。


大抵は、失敗の連続で、ミスと手違いでムシャクシャして前に進まない。


初めて自転車に乗ろうとする時、補助車輪なしに転ばず乗れるような人はいない。


初めて鉄棒にぶら下がった時、逆上がりが出来なくて当たり前。


その時に何度も失敗している内に、ちょっとしたコツが見つかることがある。


もちろん人によって差はあるものの、諦めず、うまくいかない事にねをあげず


続けて行けばいい。


失敗と成功はセットになっている。


だから出来るまでやる人がその壁を乗り越える事が出来るのだろう。


始めはデタラメでもいい。


それが生きるコツではないだろうか。


形や見た目など関係ない。


まずはやってみる。


人生も同じ事。


失敗を恐れて、失敗をした後のことを気にしつつ前に進まない人がいる。


周りの噂を気にしている人が居る。


過去の失敗を気にして、一歩足を運ぶことに躊躇して佇んでいる人が居る。


1年前の今日、どんなことで悩んでいたのか覚えてないのに


ただ漠然とした不安を抱いて、その不安の中に小さくなって浸っている。


過去に捨てた生ゴミは焼却炉の中で煙になってしまっているのに


漠然とした不安の余韻だけは後生大事に持って生きている。


人には忘れる能力が産まれながらに備わっている。


それに生ゴミは毎週捨てている。


昨日のゴミは、もうこの世に残ってはいない。


あるのは形もない明日だけ。


人は誰でも明日に向かって今を生きている。


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