明日を掴むために


自分から逃げないで、しっかり自分の心を見据えて、勇気を持って前に歩を進めようとする人はどんな分野


であっても着実に成長出来る人だと思います。 努力をして結果が出ると、それが自信になることも


分かってくるはずですし、また努力をせずに結果が出るとおごりが生まれることも分かるはずです。


そしてまた努力もせず、結果もでないと後悔だけが心に残ることも分かっている人。そういう人は努力して


結果が出なくとも、経験が残ると肌で分かっています。 そういうことの繰り返しが自分自身の魂の次元を


上げるステップになっているように思えます。 極真の黒帯は誰でも取れます。ただ、多くの人は、


そんな黒帯を取る前に辞めてしまうのです。それには、かなりの努力が必要だからその成就を見る前に


へこたれてしまうのでしょう。 極真では5年ほどかけて黒帯になります。何故そこまで頑張れるのでしょうか? 


それは日常の社会生活の中で、空手が心の支えになり、自分のプライドにもなり、そして生き甲斐である


とまで感じる瞬間に出くわすからではないでしょうか。 もちろん、途中で頑張る事に疲れた人は黒帯には


なれません。それは極真の黒帯に御縁のなかった方で、ほどほどに頑張ってる方は極真にはそぐわない


としかいいようがありません。 気持ちが折れそうな時もある。疲れてもういいかなと思う時もある。


しかしそれでも自分に喝を入れ、それを乗り越えようとしている自分がいて、その結果、自分の心の中に


自信がみなぎっていることに気付く瞬間に出くわす。 だから諦めないのです。


しかし、自分の都合で稽古に出たり休んだりする癖のついている方が、その程度の努力で黒帯になれる程


極真は甘い世界ではありません。 仕事を真っ当にこなし、家庭を守り、もちろんお付き合いも大切なのは


十二分に承知していますが、ただ、だからと言って「時間がないので」、「あれが出来ない、これが出来ない」


と言う人はそもそも武道を習うには無理があるように思えてなりません。少なくとも、人に能書き垂れて


やがて先輩面するのなら、出来ない言い訳ばかりが上手にならない様にすべきです。 よもや、


自分自身も精神修行を道場で行っているなどとは恥ずかしくて言えるはずがありません。


一つの事を掘り下げようともせず、あっちにも、こっちにも穴を掘り、結局、何をやっても中途半端で


終えている人が何と多いことでしょう。


少なくとも子供への教育に重きを置いている以上、まず自分自身が明確な目的・目標を持ち、達成するために


困難を乗り越えて行く姿を示し、率先垂範で生徒を引っ張って行く様な道場でありたいと思います。


昨日から逃げて来たあなたは今日からも逃げるのですか? 


明日に踏みとどまれる保証はどこにもありません。


明日、踏みとどまる気持ちがあるのなら今日を踏みとどまりましょう。 


過去に戻って戦う事など出来ません。ましてやまだ見ぬ未来に戦いを挑むことも出来ないでしょう。


けれど今現在を精一杯戦う事は出来ます。 人は今、この時を戦う事によってのみ、過去に失われて


しまった貴重な時を回復することが出来ます。そして未来に展望を開くことも叶うのです。


昨日から逃げて来てしまったあなたがいたとしたら今日を、いや、たった今を真剣に戦う事でしか


明日を掴むことは出来ないのではないでしょうか。   それが人生だと思うのです。


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