塞翁が馬


浜井派で一番大きな組織を有していた先生が段位剥奪、破門となった。


詳しい経緯は知るところではなかったので尚更、驚いた。


しかし、そうなる火種は過去からあったという声は一人ではなかった。


熱心な先生であると感じていただけに返す返すも残念だ。


私自身、人と巡り合うべく無駄に思える時間も進んで費やして来た。


其処には陽の目を待っている人がいるし、私もそのうちの一人だと自認していたからだ。


運命は皮肉を極めている。


良くない事の後に期待する出来事が湧き上がって来たりする。


時の経過に従って舞い降りてくるその皮肉な結果を自分自身も知らずに生きて来た。


全ては天の定数であり、お天道様の約束事だとは知らなかった。


なるべくしてなった過去が積もって今を創る事も全く思いの外だった。


些細な出来事が人との関係を壊し平穏無事な時の土台を覆す。


覆水盆に返らずならば、この過去を後悔しても始まらない。


一度きりの人生をくよくよしていては秋の青空にも気づくまい。


しかし、災いを防ぐ力と苦痛に耐える力がなくなったとしても


それも人生万事が塞翁が馬。


全ては天の方程式の中にあると思うしかないと今は心得ている。


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