いつの日か


11月6日の新聞に、こんな投稿記事が載っていた。


「次男が今春やっと大学を卒業し国家試験にも合格して研修医になった。」


「これまでに高校を2度、大学を1度中退し、2度目の大学も入学後すぐ2年間休学した」


とある。医学部だと卒業まで、順調にいって6年。 だとするとこのお子様は現在30歳を


過ぎたころだろうかと思い、ふと投稿者欄に目をやる。 群馬県みどり市在住、無職 69歳。


「息子はコミュニケーションがうまく取れず大学の飲み会に行く前に酒を飲んでテンション


を上げないと参加出来ない気質だった。無理して努力して我慢して必死に耐えて、国家試験の


目標に向かっていたが、それが達成でき研修医として勤め始めて2ヶ月半後、とうとう


ギブアップした。社会不安障害とも発達障害とも言われ九州の病院に入院している。」


遠い地にいるため、頻繁に様子を見にくことも出来ず、毎日、胸のつぶれる思いだという。


子を持つ親として共感するとともに身につまされる思いだ。が、しかし、よくよく読むと


何やらおかしな事に気がついた。元々、人と接することが苦手で高校を3回代わり、大学を


2回も代わること自体普通ではなく、幼い頃から外遊びを嫌い家の中で過ごす事が多かった


子供だという。 ならば尚更、医局の中の人間関係に苦労する医者の仕事には無理があったの


ではないかと誰もが気付くはず。それが近親者は、子供に近すぎて分からなくなるのだろうか。


振り返ればうちもそうかもしれない。研修医2年目の子は病院近くに住み半年に1度しか家に


帰って来ない。果たして自ら描く夢と希望が今の仕事と合っているのか皆目分からない。


今となっては大きな望みはない。ただただ健康でいることだけを願っている。


医局の中で上手く立ち振る舞ってるだろうか?


風邪は引いてないだろうか?


今度、いつ帰ってくる?


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