生き直る


何と人間は小さいものか。


人は人の限度のうちでしか生きられない。


そんなことをまた感じている。


お役所の役人様や学校の先生方は誰か偉い方が出向いてくるとか、上からの言いつけでもあれば


てんてこ舞いして、階段と通路の清掃などもゴミや塵も残さず仕上げるものだ。


でも弱い者の訴えなど、どうして本気で耳を貸してくれるものか。


だから、満身にみなぎる力やほとばしる生命力がフツフツ湧いてきたとしても


心を鎮め心の垢を落とさねば。


堅実に生きよう。


堅実に生き直ろう。


永久に戻れない冥途の激流に送り込まれたならしようがない。


でも、そうでないなら、生き直ろう。


複雑な事情を背負って生まれた子であっても弱気な人にはさせてなるものか。


暗黒の谷間に長らく生き患っていたとしても、あまりにも見え透いた不幸を


背負わせてなるものか。


植物の本能のように身体の内から外に向かって現れる力がある限り


大地を踏みしめ、自らの一歩を歩んで行くがいい。


この世に産まれて僅かな年月の子羊の為に。


なお私は祈る。


明日という日が生き直ったその子達の一歩となりますように!


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