医学部 その16


去年の3月14日に同じようなブログを書いていた。 「医学部 その15」


悩みもなく、睡眠不足もなく、苦労もない。  そんな人生などあるのだろうか?  


汗まみれで、精一杯で、眠りに落ちたと思ったら朝を迎える。 それが人生だと思って生きて来た。 


際限もなく続く暗闇のただ一点の仄かな明かりを頼りに生きる。 それが人生だと思って生きて来た。 


だから、豊かで、楽しく、安心して、長生きができる人生が羨ましい。 それが正直な気持ちだ。


でも、実際に、そんな時を過ごすようになると、きっと、その怠惰な時を持て余してしまうだろう。


苦労があって、ハラハラドキドキがあるから、人生なのだ。  それが私の魂の喜びだ。   


一昨日、長男からメールが来た。 「進級出来たよ」


簡単な、素っ気ないメールだった。  


でも、そのメールで私は暫しの安堵を得ることが出来た。


この4月から医学部6年生になる。 あと1年か。  ふとそう思った。 


もう、このハラハラドキドキもあと1年で終わってしまう。


何だか、微妙な気持ちが湧いてきた。 


子供が独り立ちする時は、もう遠くはないのだ。  

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子供が自分を超えて行ってくれる嬉しさと、そして僅かな、もの寂しさが入り混じる。


思えば、今日のうちに、あれもやって、これもやらねば、、、という日々を過ごして来た。


しかし、考えてみると世の中には、「ねばならないもの」など、そうあるものじゃない。


なのに、私は、駆られる日々を過ごして来た。 


何で、それほど気忙しく生きてきたのだろう。 


子供の受験には、それほど入れ込んでいた。


あの塾に行かねば、 その中高一貫校に入らねば、 あの医学部に入らねば、、、


そんな視野の狭い人生の結果、今がある。 ならば、それも悪くはなかったのか。


初めて長男の医学部合格発表をインターネットで検索した時、これほど感動したことはなかった。


失敗や感動、感激の積み重ねが人生に彩を与えてくれた。


それが生き生きとした毎日と、活き活きとした心をもたらしてくれた。


この桜の季節と素直な門出の季節に、心から感謝する。


ワクワクドキドキの時に感謝する。


あと、もう1年。


来年、医師国家試験は第110回を迎える。 


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