あるがままをあるがままに


自分ではどうしようもない領域があるように思えてしようがないのです。 それはどの分野でも体験する日常の事。


たとえば、その筋書きをいじることが出来ないというような感覚の時もあります。 そんな時は流れに任せるしかない。


緊張して、焦って、あがけばあがくほど自分を見失ってしまいそうな時もある。 人前で話をするのが苦手で準備は


すれども、あがってしまって頭が真っ白。 私の30歳台はそんな日の連続でした。 何度もそんな場面に直面し


自己嫌悪と情けなさと、たまに出くわす、ちょっとした成功が入り乱れた日々。 それは仕事と家庭と子供の育児


とがギュウギュウ詰めにされた日々でした。 それしかない精一杯の日々でした。 余裕がすべてにない毎日。


そして夜更かしと朝駆けでも何とか誤魔化しながら生きているという日々。でもそんな中でもふと気が付くと、


いつの間にか長いトンネルの出口が見えていたようで、何事も失敗の繰り返しから逃げないでいたら、知らぬ間に


いくつもの峠を越えていました。 今思えば、あっという間の30歳台でした。 いつしか話下手だった自分が、人前で


しゃべりたくてしようがない性格に変貌していたことにも気が付きました。 先天的な性格はいくらでも変えられるのだ


とその時、実感しました。 粘土をこねて創るようなもので何度もやり直しているうちに、それ相応のものが出来るように


なっていて炉の温度や雰囲気も自分なりにわかるようになってくる。 克服するというようなものではなく、やり込んでいくと


それが出来るようになっていた。 峠は越えられるというか、そこに意志がある限り、ごく自然なものとして何とかなるの


だろうと、何だかそんな風に捉えています。 しかし、その中でも自分ではどうしようもないものがある。 いくら頑張っても


出来ないものと言えばいいのだろうか。 たとえば実力があっても勝てないサッカーの試合。 冬のスケートのショートトラック


競技でトップ争いをしてる集団がみんな転倒している間に、一番後方に居た選手がゴールに入る場面。 


偏差値では間違いなしと言われていた学校に落ちることも。 そんな時にどう挑めばいいのでしょう。 


トップ争いをしていたショートトラックの選手はどうすべきだったのでしょう。 


重圧のかかる大勝負にどう挑めばいいのでしょう。


超一流企業の新卒採用、最終社長面接。 胸は張り裂けんばかりでしょう。 どうしたらいいというのでしょうか。 


手には汗をかき、周りの人が自分よりも素晴らしく見える時。 いったいどうすればいいのでしょう。 


それには答えが一つだけあります。 誰かが、そっと耳元でささやいてあげればいい。 「もう結果は決まってるから」と。 


自分の出せる力は決まっている。 だから、その先は運を天に任せるしかないのだと。 


WHISPER WORD OF WISDOM   ”LET IT BE” 


 「あるがままを あるがままに 全てを受け入れるのです」  メアリー・マッカートニー 45年前の言葉です。 


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